勉強に使えるネットツール

グーグル翻訳は日本語も発音してくれる!

2017/08/06

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グーグル翻訳は外国語を勉強する方、外国に遊びに行く方にもとても助かるネットツールの一つですが、外国語を翻訳してくれる機能だけでは勿体無い。

 

失語症の方にはとても使えるアプリです。

グーグル翻訳は日本語も喋ってくれる

私は最初にGoogle翻訳の日本語発音機能を知った時、興奮して夜中に部屋で飛び跳ねたい気持ちになりました\(^o^)/

 

失語症の人がまた日本語を上手に使えうようになりたいという、切実な気持ち。話す、読む、書く・・それらを頑張って勉強したいのに・・。

 

その「日本語」でつまずく毎日(泣)。しっかり覚えた言葉は声で文章で出てくるけど。覚えていない言葉が・・本を読んでも、書こうとしても出てこない。

 

そうした失語症の人の強い味方になってくれるのがGoogle翻訳です。

 

グーグル翻訳を使ってみよう♪

前置きはそれぐらいにしてグーグル翻訳をご紹介します↓

https://translate.google.co.jp/

 

シンプルで使いやすいデザインです。パソコンでもスマホでも使えます。私はどっちにも入れています。画面が大きいので使い慣れるまでパソコンの方がいいかも。

マークひとつひとつに機能が

画面を見ていただくと、色んなマークがシンプルに並んでいますが、それぞれ機能があります。マークを押さないとどんな機能があるかわかりませんよ(笑)

 

このページではGoogle翻訳の中身でも、失語症の勉強に大事な、失語症の方に覚えて欲しい機能に特化してご紹介します。

音マークと日本語マークが大事ですw

私は年齢もあがり、目も悪くなってきていますので(笑)グーグル翻訳を知ってから「グーグル翻訳って日本語は喋ってくれないのかな?」と思いつき、実際に日本語機能を発見するまで割りと時間がかかりました。周りの人もGoogle翻訳を使い慣れた人がいなかったので。

 

普通は外国語を翻訳して外国語を発音する機能なので、変なところを触ると外国の文章になったり、もとの日本語を出そうと思ったら変な日本語に変換されていたり(笑)

 

まぁ自分がおバカで上手に扱えなかったという事だったんですが。最初の頃わりと苦労したので、皆さんは無駄な時間が掛からないようにコツをお伝えします。

 

↓日本語マークと音マークをちゃんと押す事(笑)↓

伝えたいことはこれだけです(笑)なぜかわからないですが音マークが消えてたり、音が聞こえなかったり(パソコンのスピーカーがおかしくなってたり)、Wi-Fi(ワイファイ)環境が悪くて機能が上手にでなかったり・・

とにかく日本語マークと音マークを確認して、それでも駄目なら一度画面を落として、再度Google翻訳を起動させて下さい。

 

グーグル翻訳を失語症の勉強法で使う

グーグル翻訳の使い方はわかりましたか?色々試して使い方をマスターして下さい。使い方は沢山あると思いますが、実際私が日本語の勉強に使っている方法をいくつかお伝えします。

言葉や文章をボックスに入れる

ボックスに言葉を入れてみます。文章が書ける人はボックス内に文章を書いてみて下さい。「ひらがな」で書いた言葉もTabキーで「漢字」に直してくれるので、目で漢字を確認できます。入れた状態で次は音マークを押して下さい。すると「発音」が音で聞けます。

一瞬でひとつの言葉の「ひらがな」「漢字」「発音」を確認出来ました。

 

文章を入れた人は「発音」を聴くことで自分の文章を音で確認できます。間違った文面も音にすることで気がついて直すことが出来ます。

ネットの文章をボックスに入れてみる

ネットで読める楽しい文章や気になる事件のニュース・・気になるけど読む力が落ちている失語症の人。グーグル翻訳があれば楽しく簡単に文章を音で読むことが出来ます(・▽・*)

 

右クリックをして

 

ネットの記事をコピーしましょう。それをGoogle翻訳のボックスに貼り付けてみましょう。そして日本語マークと音マークを押せば日本語で発音してくれます。

発音勉強が出来る!

書くことも、聞き取りも出来るようになっても言葉が出てこなくてひっくりすることがあります。

 

言葉は声に出さないと駄目みたい( ゚ ω ゚ ) ! !

 

外国語を勉強する時も発音は別に勉強しますものね。本を読むのは大事な勉強ですが。グーグル翻訳はまだ覚えていない言葉も発音してくれるので助かります。

 

私の症状で一番目立ったのは「物の名前」を全て忘れていたという部分でした。頭の「物の名前を入れていた箱」が潰れてしまったイメージです。言葉ってそれぞれ「箱」に入っていたのね( ゚ ω ゚ )

病室で目につくものの名前が全てわからない事実に気がついた時はビックリしました(苦笑)

 

「こっぷ」「かがみ」「まくら」

 

ネットでは検索を使って自分が覚えたい言葉を書き写して、翻訳に発音してもうことも出来ます。

カタカナ、外来語を声にだして勉強する!!

魚の名前→マグロ、タイ、カンパチ、カツオ、カサゴ、ふぐ、ニシン、カレイ、アンコウ、

 

料理→肉じゃが、天ぷら、鶏の照り焼き、筍ごはん、親子丼、鶏のから揚げ、玉子焼き、きんぴら、

 

「日本の都道府県」「自分が住んでいる周りの地名」・・自分が通常使う言葉をメモしておいて、グーグル翻訳さんに読んでもらうのもいいと思います。そして自分自身も声をだして発音するのが大事です。

 

「カタカナ語、外来語」が苦手・・という方は多いのではないでしょうか。発音してくれるのは嬉しいですね。

 

世界の国名→インドネシア、ボスニア・ヘルツェコビナ、東ティモール、モザンピーク、モーリンシャス、リテンシュタイン 、グアテマラ、ハイチ、パプアニューギニア、

 

スイーツ→マンゴープリン、ロールケーキ、フローズンヨーグルト、 パンナコッタ、アップルパイ、カスタードプリン、ムースショコラキャラメル、ボンボントリュフ、

 

カタカナもグーグル翻訳が発音してくれるので助かります。ちょっと微妙な発音の時もありますが(笑)それでも本当に嬉しい機能です。語句の間に区切る為に「、・・。」などを入れるのが大事です。

失語症の苦しさ

通常の状態の人は失語症が何で苦しんでいるかわからないかもしれませんね。例えば

 

「常識」  ←この言葉ひとつでも。

 

読み方、ひらがな、漢字、意味・・全てがわかっていないと言葉として使えない。ひとりで文章を読んで勉強していても、わからない言葉だけ読めない。わからないから勉強してるのに。

 

最初は語彙も少なくて読めない漢字も多くて、ひとり泣いた日もありました。同じ失語症の方ならわかって下さると思います。日本語を勉強している外国の人もわかってくれるかな?外国語を勉強している人も?(・▽・*)

ネットの言葉を拾おう

失語症の勉強、言葉の勉強というと小学校の国語の教科書をイメージしてしまいますが、それだけでは現代を行きている私たちには足りません。

 

毎日新しい言葉が生まれている現代。話す内容の半分以上が最近出来た、教科書には載っていない言葉ではないでしょうか?

 

ネットを廻るとそういった新しい言葉やスラングも再勉強できます。ネットの記事をコピーして、グーグル翻訳に貼り付けて、文章を目と耳から受け取って日本語を再インストールしていきましょう。

 

私が勉強として、楽しみとして時々見ているサイトをご紹介します。良かったら早速気に入った記事をコピーして、声に出してリハビリに使って下さい。

カラパイア

らばQ

ネットサイトは現代語の洪水ですね。ご自身でも気に入ったサイトを色々見つけて「お気に入り」に集めていって下さい♪
グーグル検索とグーグル翻訳を使えば、失語症の勉強法は無限に拡がり、楽にあります。ぜひ活用して下さい。最後までお読み頂き有難うございました。

⇒ 検索は失語症の人の強い味方

⇒ はじめに

 

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