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失語症の漢字勉強法

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失語症の人で漢字勉強に悩まされている人は多いと思います。一個一個の漢字を覚えても熟語になるとまた別物・・漢字を「読み取り」出来るようになっても「書き取り」でまた苦労して。読み方が同じでも違う漢字がたくさんあって・・・。

 

聞き取りが苦手になっている失語症の身には漢字はほんとに難しいですね。私もまだ勉強中です。漢字のドリルを見たくもない時期もありました。たぶん普通より漢字勉強が遅れているほうだと思います。だけど「したくない時はしなくてもいい」とも思います。

漢字勉強法いろいろ

漢字を覚えようと思ったときの ~失語症の漢字勉強法のいろいろ〜

<さまざまなドリルを使う>
大きな本屋に遊びに行くと、さまざまなドリルがあって勉強したくなります。0歳のドリルがあるのはびっくりします。失語症になった頃に私はひらがなの「あか」と「あお」がよくわからなくて、悩んだ記憶があります。漢字勉強がまだ難しい初期の方も出来そうなドリルを子供や孫へのプレゼントを選んでいるふうにゆっくり探してみましょう。

⇒ ドリルを勉強する

脳の不思議な話ですが、私は簡単なひらがなより漢字で「赤」「青」と目で覚えるほうが覚えやすい不思議な感覚を感じる時があります。脳の違う部分で失語した言葉を記憶しているような感覚・・小さい頃から沢山の本を読んでいたことが無駄ではなかったんだという嬉しい気持ちになったりします☆そうした経験から大変でも少しづつ漢字を覚えるのがより日本語に近づく方法だなと感じます。

 

<目から漢字を覚える>
youtubeやNHKオンデマンドで動画やドラマを見るときに字幕を使ったら漢字の勉強にもなります。私は聞き取れなかったセリフはまだ覚えていない言葉の可能性が高いのでもう一度巻き戻して聞き、字幕を見て漢字を確認したりしています。

⇒ YouTubeを字幕で見る

 

<スマホのアプリを使う>
多くの人がアップル(App)やアンドロイド(Android)のスマートフォンアプリで勉強している時代ですね。安いし簡単だし、どこでも勉強出来るから失語症の人にもオススメです。タブレットなら大きな画面で勉強できますね。失語症の人は漢字だけじゃなくカタカナや英語、数字や小学校の科目勉強など他のアプリも興味あると思います。無料のアプリも多くて嬉しいですね。室内だけじゃなくイヤホンをして公園などで勉強出来るのも嬉しいですね。

紙上の書き方と手書きの漢字の違い

漢字を勉強していて違和感を覚える漢字があります。 「この字違うんじゃ?」「私が記憶している漢字と違う」とか・・。もともと間違って覚えていた漢字もあるでしょうし、書籍で覚えた漢字と手書きの時の漢字が違うときがあるのでそうした混乱がおこったりします。

 

違和感ある漢字や書き方がよくわからない漢字は家族や友人に書いてもらってすっきりしましょう。手書きのほうが簡単になる漢字が多いので楽にもなります(^o^)

新元号「令和」の手書きの書き方

新元号が2019年4月1日に決まりましたね。新元号は「令和」(れいわ)。ローマ字ではreiwa。出典が万葉集というのはとても良いですね。令和の「令」の字ですが、発表の字体、字形だと上手に書くのは難しいですね。手書きだと↓これでもいいようです。

 

中に書くのが点とカタカナの「マ」でいいなら簡単で助かります(笑)

 

 

新しい世もあなたと日本と世界が幸せであるように願い♪また自分の字が下手すぎるのに絶望しながら(笑)「失語症の漢字勉強法」を終わります☆

 

最後までお読みいただきありがとうございました♪

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